麻薬関連の犯罪目立つ—2013年第1四半期犯罪事案統計
- 2013/5/11 7:04
- 社会・政治
マカオ特別行政区保安司の張國華司長は10日、2013年第1四半期のマカオにおける犯罪事案についての総括を発表。統計によると、全体的な犯罪活動は前年同期と比較して2.7%増となったが、暴力犯罪については引き続き少ない状況を維持しており、総じてマカオの治安環境は良好で安定しているとした。
ここ数日、マカオの中国復帰後最大規模となる麻薬の密輸や、学校における学生による麻薬の密売及び吸引などが発生し、市民の間で薬物問題が大きな関心事となっている。今年第1四半期の統計によると、麻薬密売については70%超の増加となる63件、麻薬吸引は1.4%増。警察当局では学校及び各方面との協力を得て、全力で検挙に努めたいとしている。