新マカオグランプリ博物館が一部テストオープン…4月から一般参観予約受付

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は3月11日、大規模リノベーション及び拡張工事を進めているマカオグランプリ博物館(マカオ半島新口岸地区)について、月内にも一部テストオープンすると発表。

 テストオープン期間中にマカオ各界・団体を招待しての内覧会を実施、4月から事前予約方式による一般の参観申し込みを受け付け、正式オープンに向けた館内環境及びサービス品質改善のための意見収集を行う予定とした。

 新施設は4フロア構成で、延べ床面積は旧施設の6倍増となる1万6000平米とのこと。見学者に対してマカオグランプリに関する知識のほか、娯楽、レジャー、学習体験を提供する施設になっているという。また、バリアフリーの導入や太陽光発電システムも採用したとのこと。総工費は4.79億マカオパタカ(日本円換算:約65億円)とした。

 マカオグランプリ博物館はマカオグランプリ開催40周年を記念し、1994年にマカオ半島新口岸地区のツーリズムアクティビティセンター内にオープン。2017年7月から大規模リノベーションのため休館が続いていた。

 なお、旧マカオグランプリ博物館と同フロアにあったワイン博物館については、コロアン島に移転した上での再オープンを予定している。

リニューアル後のマカオグランプリ博物館外観イメージ(写真:MGTO)


リニューアル後のマカオグランプリ博物館の展示イメージ(写真:MGTO)

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