香港、4/14の新型コロナ市中感染確認は1人…感染経路不明は2日ぶりゼロ

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、4月14日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から8人減の5人とのこと。内訳は輸入性(海外からの入境者)が4人、市中感染が1人。市中感染のうち感染経路不明は2日ぶりにゼロとなった。

 市中感染の患者は70歳の男性で、近日感染確認者が相次いでいる屯門地区のマンション同一棟の住民で、3月31日に発病したという。

 輸入性の4人はパキスタン、エジプト、インドからの入境者で、いずれも無症状感染者。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は146人で、その約21%を占める市中感染30人のうち感染経路不明は9人。ここまでの累計感染確認数は1万1612人。

 マカオでは4月13日まで380日連続で市中感染確認ゼロを維持している。マカオ政府は13日、香港との往来制限緩和を検討するにあたり、香港における感染経路不明の新規感染確認が14日連続ゼロとなることを挙げた。直近では4月10〜12日までの3日間が最長。

4月13〜14日にかけて局地ロックダウンが実施された九龍・荃灣エリアの一角で住民に対してウイルス検査を受けたかどうかの確認を行う政府職員(写真:news.gov.hk)

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