香港、4/19の新型コロナ市中感染確認は1人…感染経路不明2日連続ゼロ=変異株流入警戒で印など3ヶ国からの航空機乗り入れ禁止に

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、4月19日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から18人減の12人とのこと。内訳は輸入性(海外からの入境者)が11人、市中感染が1人。

 市中感染の1人は近日感染確認が相次いでいる新界・屯門地区にあるマンション同一棟の住民。香港衛生当局がこの棟の全戸に対して検疫令を発出したことを受け、すべての住民が検疫センターで隔離検疫を受けることになった。

 また、輸入性のうちインドとフィリピンからの入境者4人が「N501Y」変異株ウイルスに感染していたとのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は175人で、その約21%を占める市中感染37人のうち感染経路不明は12人。ここまでの累計感染確認数は1万1696人、退院者数は1万1274人、死者数は209人。

 香港では4月17日に「N501Y」変異株ウイルスの市中感染が初めて確認された。患者はドバイから入境したインド籍の男性で、21日間の隔離検疫期間を満了した後に感染確認された事案。香港衛生当局は入境前に感染していて隔離検疫期間中に発見できなかったか、隔離検疫を満了後に香港で市中感染したかのいずれの可能性もあるとしている。

 香港政府は4月19日、翌20日からインド、パキスタン、フィリピンからの民間航空機(旅客便)の乗り入れを14日間禁止としたほか、この3ヶ国のリスク評価を「極高」に引き上げ、3ヶ国に滞在歴のある人の香港行き航空機への搭乗についても14日間にわたって制限すると発表。

 新たな水際措置を講じる理由について、N501Y変異株ウイルスの市中感染が初めて確認されたことから、より慎重を期すためと説明している。海外から香港へ戻る人に対するウイルス検査についても強化して臨むとした。

香港国際空港(資料)-本紙撮影

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