マカオ政府統計調査局は16日、今年(2013年)3月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ739,091人で対前年2.0%減、ホテル客室稼働率は同6.3%減の78.7%だった。今年第1四半期の団体旅行客数は11.8%増の2,297,333人。
3月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ803,934人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:533,170人 0.4%増(うち広東省:199,991人)
・台湾:45,703人 35.2%減
・韓国:40,738人 43.2%増
・香港:41,859人 17.0%増
・日本:13,329人 43.0%減
昨年に引き続き韓国からの団体旅行者が大幅増となる一方、日本は43.0%減と、60.5%減となった今年3月から改善の傾向。
マカオ全体で100軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年3月末時点で提供する客室数は28,125室となり、対前年26.3%増。うち、5つ星ホテルの客室が占める割合は66.4%。
2013年3月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ915,766人で、対前年20.4%増、平均宿泊日数は1.4泊で、前年同月と変わらず。宿泊客の出身地別では中国本土が全体の57.4%、香港が18.2%を占めた。また、昨年同月と比較してホテル客室供給数が5,853室増加したことから、ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は6.3%減の78.7%の下落に。うち5つ星ホテルに限ると83.4%と平均を上回る。今年第1四半期のホテル宿泊人数はのべ2,523,435人で前年同期比15.7%増、ホテル客室の平均稼働率は79.6%で同3.6%減。
また、今年第1四半期にホテルへ宿泊したゲスト数は宿泊を伴う旅客総数の69.7%を占め、前年比5.4%の増。