マカオの2021年5月前半の住宅不動産市場、同月後半から取引数減も平均平米単価は上昇
- 2021/6/1 14:26
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が6月1日に公表した最新統計によれば、今年(2021年)5月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は同月後半から83件減となる287件だった。
一方、5月前半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価については同1.5%上昇の10万8309マカオパタカ(日本円換算:約149万円)に。
マカオでは昨年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。