スタバのマカオ1号店が閉店—家賃高騰の余波

24日、マカオ第1号店として10年以上に渡って親しまれてきたセナド広場のスターバックスコーヒーが閉店した。物件の賃貸契約満了によるもの。一等地にあたるセナド広場周辺では商業物件の賃貸料が急上昇しているため、既存店舗の契約更新が難しくなっている状況だ。

25日付地元有力紙「澳門日報」が伝えた。セナド広場のスターバックスコーヒーは2002年8月オープン。最終営業日にあたる24日は多くのファンで賑わうとともに、インターネットのSNSサイトでも閉店を惜しむ声や不動産業者による覇権主義への批判などが飛び交っているという。

スターバックスコーヒーのマカオ地区広報担当者によると、今後状況を見ながら同地区への出展を検討していくという。

セナド広場のスターバックスコーヒーマカオ1号店(資料)—本紙撮影

セナド広場のスターバックスコーヒーマカオ1号店(資料)—本紙撮影

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