香港、新型コロナ市中感染確認30日連続ゼロ…輸入性は1人、N501Y変異株感染=7/7

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いていたが、5月にかけてようやく状況が落ち着き、政府が5月29日に終息との見方を示した。

 6月以降は、上旬に1家族の女性3人の市中感染例、24日と27日にかけて空港での業務に従事する男性1人とその密接接触者の1人、7月2日には検疫用ホテルの清掃作業員の女性1人の輸入関連性感染確認例(いずれも当初市中感染例とされたが輸入例との関連性確認後に変更)があった。

 香港政府の発表によれば、7月7日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は1人で、輸入性(海外からの入境者)の事案だったとのこと。市中感染確認は30日連続ゼロを維持した。

 輸入性の患者はギリシャから空路カタール経由で入境した男性(32)で、N501Y変異株ウイルス感染とのこと。

 なお、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)は5人以下という。

 香港における過去14日間(6月23日〜7月6日)累計の新規感染確認は48人で、内訳は輸入性が45人、輸入関連性が3人。ここまでの累計感染確認数は1万1946人(擬似事案1人含む)。

 香港の7月6日午後8時時点のワクチン接種率は35.9%(1回目の接種完了)、24.2%(2回目の接種完了)となっている。累計接種回数は408万6045回、1日あたり接種回数は5万9663回(7日移動平均値5万9572回)。

 6月21日に香港における市中感染確認ゼロ14日間を達成したことを受け、すでに450日以上にわたって市中感染ゼロが続くマカオとの往来制限緩和に関する協議が両政府間で正式にスタートした。現時点で具体的なスケジュール及び詳細条件は未発表ではあるものの、香港の感染経路不明の市中感染ゼロが14日にわたって維持できれば条件付きで隔離検疫なしでの両地の往来が実現するとされている。直近で確認された輸入関連性事案の患者は市中で見つかったことから、純粋な市中感染確認ゼロで計算すれば、実現は早くても翌週末以降になりそうだ。

香港国際空港(資料)-本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府金融管理局は4月3日、今年(2025年)2月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下…
  2.  マカオ・コロアン島の北部・聯生海濱路で4月1日、地元の60代の女性が野犬に咬まれる事故が発生。 …
  3.  マカオ治安警察局は4月2日、マカオ半島の中区にあるマンションの一室について、無認可宿泊施設の疑い…
  4.  マカオ政府経済・科技発展局は4月2日、昨年第4四半期(2024年10〜12月期)の工業輸出状況調…
  5.  このほどマカオ政府財政局(DSF)が公表した最新統計によれば、今年(2025年)3月前半の住宅売…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  3.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年4月号
(vol.142)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun