マカオ航空、2021年上半期の損失が対前年27.6%縮小
- 2021/9/5 10:37
- 産業・経済
このほどマカオ航空の66.9%の株を保有するエアチャイナ(中国国際航空)が公表した中間業績報告によれば、マカオ航空の今年上半期(2021年1〜6月)の税引後の損失は3.36億人民元(日本円換算:約57億円)で、前年同時期から27.6%縮小した。
営業収入は12.5%増の5.13億人民元(約87億円)。このうち航空輸送収入は0.2%増の4.48億人民元(約76億円)。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴う各国・地域における厳格な防疫措置やボーダーを跨ぐ旅行需要の低迷によって航空業界は試練の時を迎えており、マカオ航空も例外ではない。昨年、11年ぶりに赤字となった。マカオ航空の中国本土路線については再開が進んでいるものの、日本路線を含む中国本土以外については、長期にわたって大幅な運休を余儀なくされている状況。