マカオで日本関連ビジネスフェア開催へ…澳門日本会主催で12月15〜17日、出展者公募開始
- 2021/10/21 11:49
- 澳日関係
このほど澳門日本会がマカオと日本社会の発展に貢献することを目的としたビジネスフェア「JAPAN EXPERIENCE FAIR – SUPPLIER MATCHING CAMPAIGN -」(同会主催)を2021年12月15日から3日間にわたってギャラクシー マカオ内にて開催することを明らかにした。
同会はマカオ在留邦人の相互扶助などを目的として1973年に設立(2008年マカオ政府正式登録)され、約半世紀の歴史を持つ非営利団体。
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が長期化する中、マカオと日本の間の往来についても困難な状況が続き、マカオ経済にも大きな影響が生じている状況で、初開催となる本フェアを通じマカオにおける日本関連ビジネス基盤強化を図りたい意向とのこと。
日本物産品等紹介、ビジネスネットワーキング、澳日サプライヤーマッチングを中心に、在マカオの日本企業・日系人企業や日本人事業者に新規ビジネス機会創出環境を提供することで、マカオ在留邦人の皆様が業種・業態を超えた持続的なプロモーション事業に発展させていくことへの貢献を目指すとし、具体的な取り組みとして、3項目を挙げている。
まず第一が「企業出展ブース提供」で、会場内に3日間通じて出展スペースを設け、在マカオ日本企業・日系人企業や日本人事業者を中心とする出展者へプロモーション用のブーススペースを提供するとのこと。出展者は、マカオのローカル企業・事業者を含む全来場者に対し、主に日本文化やマカオ域内で流通していない日本物産品・製品等を紹介することで、新たな販売ネットワークやビジネスパートナーシップの構築等を図ることが期待されるとした。すでに出展者の公募をスタートしており、詳細は同会公式ウェブサイト(https://www.macau-nihonkai.com/post/japanexperiencefair2021)で確認することができる。
第二に、会期初日となる12月15日にフェア会場とプレゼンターをオンラインで結び、最新の日本物産品に関する情報や知識を在マカオ日本企業・日系人企業や日本人事業者を含むサプライヤー/ベンダーと共有できるセミナーを開催するとのこと。プレゼンターリスト及びスケジュール等の詳細については、決定次第同会公式ウェブサイト上でリリースされるという。
第三は、サプライヤー マッチングで、在マカオ日本企業・日系人企業や日本人事業者、及びローカル企業・事業者との名刺交換会を上記2つの取り組みの中で実施するとのこと。フェア出展企業以外との商談希望有無や希望業種先等のヒアリングも受け付け、オンライン商談等で接点を持てるようマッチング支援も行うという。
参考までに、マカオの人口は約68万人。在香港日本国総領事館の資料によれば、マカオ在留邦人数は2019年10月現在で約550名とのこと。