約2年にわたり運休中のマカオと香港結ぶ高速船、通関正常化決まれば1週間以内で運航再開見通し

 新型コロナウイルス感染症防疫対策の一環として厳格な水際措置が講じられたことに伴い、マカオと香港の間を約1時間で結ぶ高速船についても、およそ2年にわたって運休が続いている。

 ようやく最近になって中国本土、香港、マカオの三地間で通関正常化(隔離検疫免除での相互往来)実現に向けた動きが具体化してきた。詳細は未発表だが、マカオ政府も情報アップデートがあり次第速やかに発表するとしており、期待感が高まっている状況。

 そんな中、マカオ政府海事・水務局の黄穂文局長が12月5日に節水プロモーションイベントへ出席した際に囲み取材に応じ、マカオと香港を結ぶ高速船の運航再開についてコメントした。

 黄局長によれば、マカオと香港の間で通関正常化が実現し、海上交通の再開が認められた場合、高速船運航会社は3〜7日以内に客運サービスを再開できるとの見通しとのこと。同局と高速船運航会社のマネジメントとの間では密にコミュニケーションを図っているとし、長期運休中も船のメンテナンスを継続しており、運航再開までに要する準備期間についてもコンセンサスが取れているという。なお、運航再開が実現した場合も、当初は1〜2時間毎に1本程度の運航とし、需要をみながら増便を再検討する方向になるだろうとした。

 マカオと香港を結ぶ公共交通機関としては、港珠澳大橋を往来するシャトルバスも存在する。こちらについては厳格な水際措置が講じられる中でも大幅に減便して運行を維持している(1日6往復)。

香港とマカオの市街地を結ぶ高速船(資料)=香港・上環のフェリーターミナルにて本紙撮影

香港とマカオの市街地を結ぶ高速船(資料)=香港・上環のフェリーターミナルにて本紙撮影

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