マカオ、新型コロナワクチン接種時に女子中学生7人の胸触るなどのセクハラ行為…看護士の男逮捕
- 2021/12/18 11:27
- 社会・政治
マカオ司法警察局は12月17日、政府衛生局が運営する新型コロナワクチン接種会場で接種を担当していたマカオ人の看護士の男(33)をセクシャルハラスメント及び子供に対する性的暴行罪で逮捕、検察院送致したと発表。
警察発表によれば、看護士の男はマカオ政府衛生局がマカオフォーラム内に開設している新型コロナワクチンコミュニティ接種センターで接種担当をしていた。学校がアレンジした集団接種のため12月16日に接種センターを訪れた13〜16歳の女子中学生7人が接種時に看護師から「言葉によるからかい」、「両脚で太ももを挟む」、「着衣の上から胸部を触る」などの被害を受けたと報告したことから、学校を通じて警察に通報が寄せられたとのこと。集団接種には校医も同行していたが、会場外で待機していたため、生徒は接種時に看護士の男と二人きりの状態だったという。
通報を受けた警察が捜査に着手し、まもなく被疑者を特定。被疑者は事件発生当日夜に自宅で逮捕された。警察の調べに対し、被疑者は黙秘を続けているとのこと。
今回の事件を受け、マカオ政府教育青年発展局は、被害を受けた生徒及び保護者へのカウンセリング、支援を行うことを発表している。