マカオで2人目のオミクロン変異株感染者確認…輸入性事案、米国からシンガポール経由で到着の男性

 マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センターは12月29日午後、新たに1人のオミクロン変異株感染者が確認されたと発表。

 患者はマカオ居民の男性(62)で、12月25日に米国を出発し、シンガポールを経由して27日に空路マカオへ到着。マカオ入境時のPCR検査で陽性となり、症状が出現していないため、無症状感染例としてカウントされた。

 その後、マカオ政府衛生局公衆衛生研究所による当該患者のウイルスゲノム解析が29日に判明し、オミクロン変異株に感染の確認に至ったという。なお、患者は依然として無症状とのこと。

 マカオにおけるオミクロン変異株感染者の確認は2人目となる。27日に確認された最初の例についても米国からシンガポール経由での到着者だった。

【追記】
 マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センターは12月30日午後、上記の患者について、症状が出現したことから感染確認に転じたと発表。マカオにおける新型コロナ感染確認者数は累計79人となった。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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