マカオ、コールドチェーン従事者に対するPCR検査を強化…3日に1回へ
- 2022/1/24 13:55
- 社会・政治
マカオ市政署(IAM)は1月24日、新型コロナ防疫対策の一環として、同日からマカオの約3500人のコールドチェーン(低温物流)従事者に対する定例PCR検査受検頻度を調整し、従来の7日に1回から3日に1回にすると発表。
マカオでは未出現だが、中国本土ではコールドチェーン従事者が輸入品の外装等に付着したウイルスから感染し、市中への流入につながったとされるケースがしばしば報告されている。近日、北京市で同様の事案が出現し、伝播が拡大している。
IAMによれば、コールドチェーン食品及び輸入フルーツについてトレーサビリティ対策を講じているほか、外装の全面消毒を行っており、その数は週平均で10万箱に上るとのこと。また、IAMでは1日あたり約300点のコールドチェーン食品及び環境サンプルを採取し、結果に問題がないことを確認の上で小売に流しているという。
マカオでは1月23日まで106日連続で新型コロナ市中感染確認例ゼロを維持している。