マカオの2022年4月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数減も平均平米単価は上昇
- 2022/5/3 13:21
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が5月3日付で公表した最新統計によれば、今年(2022年)4月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月後半から10件減(5.7%減)となる165件だった。
一方、4月前半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価については前月後半から6.3%上昇の9万4814パタカ(日本円換算:約152万円)に。
マカオでは2020年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移してきた。