サンズチャイナG、7月入場者数と客室稼働率過去最高
- 2013/8/14 8:16
- 産業・経済
サンズチャイナグループ傘下のリゾートホテルが好調だ。今年(2013年)7月の入場者数は前年同月比34%増となる過去最高の560万人を記録。毎日平均ホテル客室販売数も7,500室を超え、客室稼働率もこれまでの記録を塗り替えたという。旗艦施設ヴェネチアンマカオでは5つのコンベンション及びエキシビションを開催し、入場者は12万名にも達した。
8月14日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。サンズチャイナ社のトレーシーCEOによると、7月は特にコタイ地区のコタイストリップリゾートで多くのイベントやプロモーションを実施したことが、これまでにない好業績につながったとみる。中でも7月27日にコタイアリーナで開催したボクシングイベント「フィーストオブゴールド2」の当日について、ヴェネチアンマカオ、ザ・プラザ、サンズコタイセントラルの入場者数が20万人を超え、前年同期の週末に記録した13.3万人を55%上回った。
7月は5つのエキジビションが人を呼び込んだ結果、リテール部門にも波及効果があったという。ショップスグランドカナル、ショップスコタイセントラル、ショップスアットフォーシーズンズの3つのショッピングモールについても、前年同月比67%増となる400万人が訪れたという。