マカオ 2022年2Qの観光物価指数は対前年1.77%下落
- 2022/7/13 17:35
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は7月13日、今年第2四半期(2022年4〜6月)の観光物価指数が前年同時期から1.77%下落となる114.87だったと発表。
指数下落の主要因はホテル宿泊価格及びハンドバッグと腕時計の値下がりによるものとのこと。分類別の価格指数でみると、宿泊が15.03%の顕著な下落で、衣類・履物と交通・通信についても2.90%、2.50%のそれぞれ下落。
今年第1四半期との比較では1.79%下落。ホテル客室価格の値下がりが続き、宿泊の価格指数が19.79%下落。一方、夏物衣料が店頭に並びはじめたのを受け、衣類・履物の価格指数は6.57%上昇。
今年第2四半期までの直近4四半期観光物価平均指数は、前四半期から0.31%上昇。分類別の価格指数でみると、レジャー・文化活動と飲食が13.21%、3.41%のそれぞれ上昇だった一方、宿泊と衣類・履物は6.22%、2.72%のそれぞれ下落に。今年上半期の観光物価指数は前年同時期から0.38%下落で、うち宿泊が9.10%の顕著な下落。
観光物価指数は海外(中国本土、香港、台湾含む)からマカオを訪れた旅客がマカオにおいて購入した商品及びサービス(食品、たばこ、衣料・履物、宿泊、飲食、交通・通信、薬品及び個人用品、エンターテイメント・カルチャーアクティビティ、雑貨)の価格変動を反映するもの。2009年10月〜2010年9月を100としている。