マカオの2022年7月の住宅不動産市場、前月から取引数減も平均平米単価は上昇
- 2022/8/16 11:54
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が8月16日付で公表した最新統計によれば、今年(2022年)7月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から45件減となる128件だった。
一方、7月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価については前月から5.9%上昇の9万6830パタカ(日本円換算:約159万円)に。
マカオでは2020年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、ツーリズム産業を柱する経済は大打撃を受けた。住宅不動産市場については比較的安定して推移してきたが、コロナ禍の長期化によりこのところ影響が現れている。