マカオ、単日インバウンド旅客数が3万人台まで回復…約4ヶ月ぶり

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は10月1日、9月30日のインバウンド旅客数が3万0815人(延べ、以下同)に上り、単日として6月3日(3万3085人)以来、およそ4ヶ月ぶりに3万人台を回復、また6・18アウトブレイク(マカオ市中で出現したオミクロンBA.5の大規模流行)後の最高を更新したと発表。

 直近1週間(9月23〜29日)累計のインバウンド旅客数は15万8530人、単日平均2万2647人で、9月16〜22日の単日平均2万0953人から8.1%増だった。

 このほか、9月16〜22日の平均ホテル客室稼働率は39.3%で、9月9〜15日から3.6ポイントの上昇だったという。

 マカオ市中では6月中旬から7月末にかけてアウトブレイクの影響により中国本土との往来にかかる水際措置が厳格化されたことで、インバウンド旅客数が激減していた。

インバウンド旅客数の回復が続くマカオ。著名観光名所のひとつ、タパヴィレッジ・官也街の状況(写真:MGTO)

 インバウンド旅客数回復のきっかけとして、アウトブレイク終息後の8月初旬にマカオと中国本土(広東省珠海市)との陸路ルートで隔離検疫免除での相互往来が再開したことが挙げられ、陸路ルートの隔離検疫免除での往来要件のひとつとなるPCR検査陰性証明の有効期間も当初24時間以内だったものが、9月19日から48時間以内へと変更された。

 目下、マカオのインバウンド旅客数の大半を隔離検疫免除での相互往来が実現している中国本土からが占める状況。8月下旬以降は外国人の入境制限も段階的に緩和が進んでいる。8月22日からは在中国本土の外国人が事前許可なしでマカオへ入境できる措置がスタート。中国本土に駐在する日本人が隔離検疫免除でマカオを訪れることも可能となった。9月1日からは日本を含む一部の国のパスポートで入境する場合に事前許可獲得が不要となったが、中国本土以外から入境する場合は7日間の隔離検疫を受ける必要がある。よって、今後もしばらくの間はインバウンド旅客は中国本土頼りの状況が続きそうだ。

 マカオでは中国本土で大型連休となる国慶節ホリデーを迎えており、マカオ政府がインバウンド誘致のため数多くの観光関連イベント開催を予定している。MGTOでは主に中国本土旅客を対象とした各種プロモーションも実施しており、国慶節ホリデーを前にホテル宿泊割引券の取得が増えるなど、反応が上がっているとした。

インバウンド旅客数の回復が続くマカオ。世界遺産・聖ポール天主堂跡前にある大三巴街の状況(写真:MGTO)

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