団体旅行客数伸長、ホテル稼働率好調維持―13年7月
- 2013/9/13 17:19
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は9月13日、今年(2013年)7月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ858,970人で対前年4.1%増、ホテル客室稼働率は同1.2ポイント下落の84.4%だった。今年1-7月の累計団体旅行客数は前年同期比12.0%増の5,495,742人。
7月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ858,970人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:678,810人 12.0%増(うち広東省:276,318人)
・台湾:58,588人 22.2%減
・香港:35,706人 0.9%増
・韓国:26,726人 4.8%増
・日本:9,505人 61.5%減
昨年に引き続き韓国からの団体旅行者のが伸長している一方、日本は61.5%減と、前年割れが続いている。
マカオ全体で97軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年7月末時点で提供する客室数は27,759室となり、対前年14.5%増。うち、5つ星ホテルの客室が占める割合は66.2%。
2013年7月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ907,965人で、対前年3.7%増。うち5つ星ホテルの宿泊者が9.9%増の527,957人となった。平均滞在日数は1.3泊で、前年同月から0.1泊増。前年同月と比較してホテル客室供給数が大幅に増加しているものの、ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は1.4ポイント下落の84.4%に。うち4つ星ホテルに限ると87.2%と平均を上回る。今年1-7月のホテル宿泊人数はのべ6,140,849人で前年同期比14.7%増、ホテル客室の平均稼働率は80.5%で同2.1ポイント下落。
また、今年1-7月にホテルへ宿泊したゲスト数は宿泊を伴う旅客総数の71.2%を占め、前年比6.3ポイントの増。