マカオ、単日インバウンド旅客数が約4万人に…入境時PCR検査証明提示不要化初日

 マカオでは1月8日からウィズコロナへ完全移行した。これに伴い水際措置も大幅に調整(緩和)され、中国本土、香港、台湾からの入境者は新型コロナウイルス検査証明の提出が不要に。海外から入境者についても48時間以内の迅速抗原検査陰性結果で可となった。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は1月9日、入境時PCR検査証明提示不要化初日の同月8日単日のインバウンド旅客数が3万9606人を記録したと発表。昨年(2022年)の単日最多(約4.1万人)に近い水準で、昨年6月中旬から8月初旬にかけて出現した大規模流行「6・18アウトブレイク」以降の最多。1月22日に春節(旧正月)を迎えるが、同局では一連の春節祝賀イベントの開催もあり、インバウンド旅客数は増加傾向を維持するとの見方を示した。

各イミグレーション施設の人流が増加=2023年1月8日(写真:MGTO)

 1月8日単日のインバウンド旅客数3万9606人は昨年の単日平均から153.5%増。このうち中国本土旅客が同134.9増の3万2860人、香港旅客が298.6%増の5630人。

 また、直近1週間(1月1〜7日)累計インバウンド旅客数は14万3926人、単日平均2万0561人で、その前の1週間(2022年12月25〜31日)の単日平均から58.6%増、昨年12月の単日平均から62.8%増だったとのこと。

市街地は多くの人出で賑わった=2023年1月8日(写真:MGTO)

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