マカオ聖ポール天主堂跡で開催中の特設展が1ヶ月延長へ…最新技術で約400年前の様子を疑似体験
- 2023/1/13 21:15
- ツーリズム
マカオを象徴する建造物のひとつとして知られる世界遺産・聖ポール天主堂跡の特設会場でマカオ政府文化局(ICM)が開催するハイテク展「Visiting the Ruins of St. Paul’s in Space and Time – Exhibition of Virtual Reality at the Ruins of St.Paul’s」(第1期)の開催期間が1ヶ月延長となり、参観予約枠も増えることが明らかとなった。
同展はマカオの世界遺産で初めてとなる裸眼3D、VR、AR等の最新デジタル技術を活用したエキジビションで、約400年前の建造当時の様子を疑似体験できるもの。
昨年12月30日にスタートし、当初は1月31日までの開催予定だったが、ICMでは好評のため2月28日まで延長を決めたとしている。
見学にあたっては、ICMの特設サイトで事前予約必要となる。料金は無料。(追記:無料期間は終了済み)
聖ポール天主堂跡はかつての聖ポール大学の聖母教会の一部で、日本人キリシタンらが建設に携わったとする記録も残る。
近年、ICMは世界遺産をリモート見学できるウェブサイトを立ち上げるなど、デジタル化を推進している。