団体旅行客数伸長、ホテル稼働率好調維持―13年8月
- 2013/10/18 6:23
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は10月17日、今年(2013年)8月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ973,766人で対前年6.6%増、ホテル客室稼働率は同2.2ポイント上昇の90.3%だった。今年1-8月の累計団体旅行客数は前年同期比11.1%増の6,469,508人。
8月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ973,766人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:770,365人 14.1%増(うち広東省:292,733人)
・台湾:62,622人 19.5%減
・香港:38,586人 6.6%増
・韓国:32,706人 1.4%減
・日本:11,621人 57.8%減
昨年から韓国からの団体旅行者数が好調を維持している一方、日本は57.8%減と、前月から若干改善しつつも、前年割れが続いている。
マカオ全体で97軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年8月末時点で提供する客室数は27,761室となり、対前年14.4%増。うち、5つ星ホテルの客室は18,373室で、全体に占める割合は66.2%。
2013年8月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ989,433人で、対前年12.2%増。うち5つ星ホテルの宿泊者が20.7%増の590,660人となった。平均滞在日数は前年同月と変わらずの1.3泊。前年同月と比較してホテル客室供給数が大幅に増加しているものの、ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は2.2ポイント下落の90.3%に。うち5つ星ホテルに限ると91.5%と平均を上回る。今年1-8月のホテル宿泊人数はのべ7,130,178人で前年同期比14.4%増、ホテル客室の平均稼働率は81.8%で同1.5ポイント下落。
また、今年1-8月にホテルへ宿泊したゲスト数は宿泊を伴う旅客総数の70.3%を占め、前年比5.8ポイントの増。