ホテル数100軒、従業員約4万人—2012年マカオホテル業調査発表
- 2013/10/29 14:25
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は10月23日、2012年マカオホテル業調査を発表。同年時点で営業中のホテル数はホテルとペンサオン(公寓、簡易型ホテル)を合わせて100軒となり、前年から5軒の増。(ホテル67軒、ペンサオン33軒)
2012年末時点のホテル職員数は39,647人となり、前年比20%増だった。大型ホテルが複数開業したことが要因。なお、5つ星ホテル従業員数は31,695人で、ホテル職員総数の約8割を占める。また、ペンサオンの職員数は178人で、全体の1%にも満たない。
ホテル数、宿泊客の増加に伴い、2012年のホテル業収益は前年比16%増の219.3億パタカ(日本円換算:約2,676億円)に達した。収益源は主に客室代金で、前年比20%増となる102.5億パタカ。5つ星ホテルでは客室代金による収益が全体の78%を占めた。この他、飲食サービスが同21%増の49.1億パタカ、会場レンタルが25%増の38.3億パタカ。
同年のホテル業の支出は前年比26%増となる194.5億パタカ。そのうち非営業支出(減価償却、利息支出等)が同31%増となる71.7億パタカ。経営費用の89.7億パタカと職員支出の77.6億パタカが全体の86%を占めた。それぞれ前年比23%、36%増。