新規設立企業増も登録資本金減―13年第3四半期企業統計
- 2013/11/12 10:19
- 産業・経済
マカオ特別行政区政府統計調査局は11月7日、2013年第3四半期の企業統計を発表。新規設立企業数は1,147社で前年同期から155社の増だったものの、登録資本金総額は1.3億パタカで同20.4%減。
新規設立企業の主な業種はホールセール及び小売業が423社、ビジネスサービス業が293社で、登録資本金総額はそれぞれ4,444万パタカ、2731万パタカ。同期の解散企業数は121社で、取り消し資本金は2,175万パタカだった。
登録資本金が5万パタカ以下の新規設立企業数が794社で、全体の69.2%を占め、総資本金額は2,068万パタカだった。一方、登録資本金100万パタカ以上の企業は26社で、資本金合計は6,632万パタカと資本金総額の51.3%を占めた。新規成立企業の大半を小規模資本が占める結果に。
新設企業の資金源はマカオが8,923万パタカと中国本土が2,769万パタカ(うち広義珠江デルタ9省の合計が1,332万パタカ、広東省に限ると1,060万パタカ)だった。完全マカオ資本の新規設立企業数は734社、マカオとその他国家及び地域との合弁が130社。
2013年第1~第3四半期の新規登録企業数は3,281社、登録資本金は4.6億パタカとなり、それぞれ前年同期比16.3%、1.4%増。解散企業数は394社、取り消し資本金は2.3億パタカ。
第3四半期末時点でのマカオ総登録企業数は42,674社となり、前年同時期と比較して3,558社増。