団体旅行客数大幅増、ホテル稼働率好調維持―13年9月
- 2013/11/14 13:39
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は11月14日、今年(2013年)9月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ944,188人で対前年26.0%増、ホテル客室稼働率は同1.8ポイント上昇の82.7%だった。今年1-9月の累計団体旅行客数は前年同期比12.8%増の7,413,696人。
9月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ944,188人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:759,272人 41.1%増(うち広東省:272,532人)
・台湾:56,789人 18.8%減
・香港:35,650人 7.4%増
・韓国:35,610人 1.5%増
・日本:11,503人 47.2%減
昨年から韓国からの団体旅行者数が好調を維持している一方、日本は47.2%減と、前月から若干改善しつつも、前年割れが続いている。
マカオ全体で98軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年9月末時点で提供する客室数は27,807室となり、対前年6.7%増。うち、5つ星ホテルの客室は18,373室で、全体に占める割合は66.1%。
2013年9月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ862,470人で、対前年10.3%増。うち5つ星ホテルの宿泊者が14.2%増の503,784人となった。平均滞在日数は前年同月と変わらずの1.3泊。前年同月と比較してホテル客室供給数が増加しているものの、ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は1.8ポイント上昇の82.7%に。うち4つ星ホテルに限ると85.8%と平均を上回る。今年1-9月のホテル宿泊人数はのべ7,992,647人で前年同期比13.9%増、ホテル客室の平均稼働率は81.9%で同1.2ポイント下落。
また、今年1-9月にホテルへ宿泊したゲスト数は宿泊を伴う旅客総数の70.2%を占め、前年比5.4ポイントの増。