第23回マカオロータスフラワーフェスティバル開催概要発表…6月9〜18日

 マカオでは、ハスの花が美しく咲き誇り、瑞々しい香りが街に漂う初夏シーズンを迎えた。ハスの花はマカオ特別行政区の区旗や区章のデザインにも採用されるなど、マカオのシンボルフラワーとして親しまれている存在だ。

 毎年この時期には「マカオロータスフラワーフェスティバル(澳門荷花節)」が開催される。同イベントはコロナ禍でも開催が継続され、今年で23回目を迎える。

マカオロータスフラワーフェスティバルのメイン会場となるタイパ島・龍環葡韻エリア(写真:IAM)

 主催のマカオ市政署(IAM)は5月19日、今年の第23回マカオロータスフラワーフェスティバルの開催概要を発表。

 開催期間は6月9日から18日までの10日間で、テーマは「九曲曉荷(Strolling through Lotus)」とのこと。マカオの盧廉若公園と蘇州の獅子林が姉妹園締結をしたことに由来するもので、両園はいずれも「九曲橋」がある蘇州式庭園で、橋の上からハスを観賞する古典的な楽しみ方ができるという共通点を有する。今回、タイパ島・龍環葡韻エリアのメイン会場では、このシーンを伝統的、現代的手法で再現した展示を行うという。メイン会場ではハスをテーマにした各種ワークショップやハスの生態を観察するツアーなどのプログラムも用意される予定。

 このほか、市内の公園(盧廉若公園、花城公園ほか)や広場(セナド広場ほか)などにもハスの花が展示される。

 イベントの詳細は市政署公式ウェブサイトで確認することができる。

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は9月5日、マカオで無資格にも関わらず薬剤の注射による美容医療行為に従事したとし…
  2.  マカオ政府統計・センサス局は9月6日、今年(2024年)5〜7月期の住宅価格指数を公表。 …
  3.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  4.  マカオの多くのカジノ施設が航空会社のマイレージ制度と似た会員プログラムを提供しており、入会するこ…
  5.  マカオ司法警察局は9月5日、マカオの高齢者を狙った特殊詐欺(電話詐欺)事案に関与したとして20代…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun