業界の成長顕著―2012年ゲーミング業調査
- 2013/11/29 19:57
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は11月21日、2012年ゲーミング業調査結果を発表。同年、大型カジノホテル、サンズコタイセントラルの開業があったことに伴い、ゲーミング及び関連サービス(飲食、外貨両替等)収益は前年比13%増の3,064.9億パタカ(日本円換算:3兆9339億円)、経費は同11%増の1,345.3億パタカ(同1兆7263億円)に達した。
ゲーミング業の経済貢献に対する増加値総額は16%増の1,864.5億パタカ。建設工事や電子ゲーミング機器が全から増加したことから、固定資産形成総額は前年比42%の大幅増、31.9億パタカとなった。
2012年のゲーミング業における総収益は前年比14%増の3,068.2億パタカ。そのうちゲーミング及び関連サービスの収益が3,064.9億パタカ、そしてキャッシュフローも増加し、利息収益は同141%増の3.3億パタカだった。
業界の総経費は11%増となる1,376.4億パタカ。購買、コミッション、顧客へのキャッシュバックによる支出が前年比8%増の1,025.2億パタカ、営業経費が24%増の175.4億パタカ、人件費が17%増の144.7億パタカ。一方、営業外費用(減価償却、利息支出等)は1%減の31.1億パタカ。