マカオ警察がカジノIR集積エリアで巡回取り締まり実施…違法両替商など5人の身柄拘束

 目下、マカオではマカオ警察総局による指揮の下、各保安部門が犯罪の抑止と撲滅、地域社会の安定と公共の安全を確保するため、「落雷2023」と題した大規模取り締まり作戦を展開している。

 マカオ司法警察局でも同作戦の一環で広東省及び香港の警察当局と連携した防犯パトロールを実施しているとのこと。

マカオ司法警察局が大規模取り締まり作戦「落雷2023」の一環で実施した防犯パトロールの様子=コタイ地区(写真:マカオ司法警察局)

 同局は6月18日、同月17日午後にカジノIR(統合型リゾート施設)が集積するコタイ地区のカジノ施設内外で実施した防犯パトロールの結果を公表。今回のパトロールには刑事捜査員25人が出動。調査対象は計131人(男74人、女57人)で、「換銭党」と呼ばれる違法両替に従事していた男4人、カジノ犯罪に絡み手配中だった女1人を発見するに至ったとした。

 手配中の女1人は詳しい調査のため同局のカジノ犯罪調査処へ、また違法両替に従事していた男4人については「旅客身分不相応活動」にあたるとして治安警察局の入管部門にそれぞれ身柄が移送されたという。

マカオ司法警察局が大規模取り締まり作戦「落雷2023」の一環で実施した防犯パトロールの様子=コタイ地区(写真:マカオ司法警察局)

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