マカオ治安警察局は6月23日、マカオ半島の荷蘭園エリアにあるコンビニエンスストアでワイン1本を万引きしたとしてロシア人の男＝20代を逮捕し、すでに窃盗罪で検察院送致済みと発表。

　同局の発表によれば、同月20日夜、パトロール中の警察官が不審な外国人の男が付近を徘徊しているのを発見し、追跡を行っていた途中、男がコンビニエンスストアに立ち寄ったため、近くから様子をうかがっていたところ、棚に並んでいたワインのうち1本を手持ちのショッピングバックの中に入れ、支払いをせずに店を出たのを確認したとのこと。男が店を出てまもなく、警察官が近くの広場で男を逮捕したという。

　なお、男は同月19日にロシアパスポートを使い旅行客としてマカオへ入境し、本来の滞在許可期限は翌月（7月）中旬までだったとのことだが、同局では男が旅行客の立場に不相応な活動をしたとして即時滞在許可取消処分とした上、マカオ入境禁止措置を講じる手続きを進めているとした。