第3回「アートマカオ」が4ヶ月にわたって開催へ…日本の京都パビリオンもラインナップ

 マカオ政府文化局(ICM)は7月5日、第3回「藝文薈澳(アートマカオ)」の開催概要を発表。

 アートマカオは「街全体が美術館」をコンセプトとした大規模国際文化芸術祭で、会期は今月(7月)から10月まで。パブリックアート展、シティパビリオン、ローカルアーティスト招待展など、期間中に市内各所に設けられる会場で約30のプログラムを開催予定とのこと。

 日本関連では、シティパビリオン部門に日本国駐香港総領事館とマカオ政府社会文化司の主催による「京都パビリオン」がラインナップ。マカオ半島の中央部に位置する塔石藝文館(タプシェクギャラリー)が会場となり、8月4日から9月20日まで相乗的なリズムをテーマに京都出身のアーティスト、上野裕二郎氏のエキジビションが開催されるという。

 ICMによれば、今回もマカオの統合型リゾート運営6陣営が積極参加し、さまざまなプログラムを企画しているとのこと。また、前回と比較して海外作品の割合が大幅に増えたとした。

第3回「アートマカオ」開催概要発表会の様子=2023年7月5日(写真:ICM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ経済の屋台骨となっているのが、カジノを主としたゲーミング(ギャンブル)産業だ。マカオにはカ…
  2.  マカオ司法警察局は9月5日、マカオで無資格にも関わらず薬剤の注射による美容医療行為に従事したとし…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は9月6日、今年(2024年)5〜7月期の住宅価格指数を公表。 …
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオの多くのカジノ施設が航空会社のマイレージ制度と似た会員プログラムを提供しており、入会するこ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun