マカオ生まれの双子パンダが7歳に…中国本土での繁殖計画参加も

 マカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるジャイアントパンダの展示・飼育施設「マカオジャイアントパンダパビリオン(澳門大熊猫館)」では、1組のつがい(オスの開開/Kai Kaiとメスの心心/Xin Xin)、とその双子(いずれもオスで健健/Jian Jianと康康/Kang Kang)の4頭が飼育、展示されている。

 同館を管轄するマカオ市政署(IAM)は7月28日、4頭のジャイアントパンダの近況を明らかにした。

誕生日ケーキを食べる(左)心心と(右)健健(写真:IAM)

 健健と康康が6月26日、心心が7月5日にそれぞれ誕生日を迎え、近くにある学校の生徒らを招いての誕生日会を開催したとのこと。誕生日会では、飼育係が心を込めて手作りしたというフルーツと野菜などがシャーベット状になった夏にぴったりの特製ケーキが3頭にふるまわれたという。普段のエサについては、この時期に旬となるタケノコや複数の種類の笹の葉などを与えているとした。

 なお、マカオが夏季に入り、気温が高くなることから、IAMでは5月からジャイアントパンダを空調の効いた屋内での展示のみとし、2つある屋内プレイグラウンドでローテーション展示を行っているため、現在は同時に2頭しか見学することができない状況とのこと。

誕生日ケーキを食べる康康(写真:IAM)

 4頭の健康状況はいずれも良好で、開開(15歳)は体重117キロ、心心(16歳)は127キロ、健健と康康(いずれも7歳)はそれぞれ130キロと110キロという。人工飼育環境下におけるジャイアントパンダの寿命は20〜30年であり、5〜20歳が成年期、20歳以上が老年期にあたるが、体調は日によって変わるため、飼育チームでは日頃から4頭のメンタル、食欲、糞便の質と量のほか、血圧、採血、X線検査、触診などを通じて健康状態の把握に努めているとした。

 IAMでは、7歳になり適齢期を迎えたマカオ生まれの健健と康康について、中国本土でのジャイアントパンダ繁殖計画への参加を希望しており、中国本土当局と連絡を取り合っているとのこと。

ジャイアントパンダの採血訓練(左)と超音波検査(右)の様子(写真:IAM)

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