3.6万人収容―タイパ北区都市計画改定案まとまる

マカオ政府土地工務運輸局は12月30日、タイパ北区の「TN地段」と呼ばれるエリアの都市計画改定案を発表。対象エリアの面積は223,038平米で、自然と一体になった街づくりを目指す。収容人口は3万6000人以上を想定。

同計画は1995年に批准されたが、エリア内の一部の私有地が未開発のまま放置されている状況や道路、地下配管の無秩序な配置などにより、現在に至るまで20年近く開発が遅れていた。最近、大型公団住宅が落成したことで、交通網や周辺環境の整備が必要との声が上がり、政府が計画の改正を進めてきた。今回の改正案では、高さ制限の緩和なども盛り込まれ、ディベロッパーによる開発参加を後押しする。

施設配置イメージ(土地工務運輸局)

施設配置イメージ(土地工務運輸局)


タイパ北区再開発イメージ(土地工務運輸局)

タイパ北区再開発イメージ(土地工務運輸局)

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