マカオ2023年7月の住宅不動産市場、取引数が年初来最低に
- 2023/8/17 9:16
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が8月16日に公表した最新統計によれば、今年(2023年)7月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から32件減(約13.5%減)、また年初来最低となる204件だった。
また、今年7月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価についても前月から8.2%下落の8万8834パタカ(日本円換算:約161万円)に。
マカオでは昨年12月に従来のゼロコロナから事実上のウィズコロナに転換され、今年1月8日から水際措置が大幅緩和となったことから、インバウンド市場の回復による経済活性化が期待されている。ただし、不動産市場については、相次ぐ利上げといった懸念材料も存在する。