マカオでアジアジュニア武術選手権大会が開幕…4年ぶりの開催

 アジア武術連盟(WFA)が主催する「2023 SJM 第11回アジアジュニア武術選手権大会」がきょう(8月17日)から20日までの4日間、マカオの塔石体育館で開催される。

 同大会の開催は4年ぶり。今大会の出場年齢資格は8〜18歳、套路種目と散打種目で構成され、日本を含む23の国と地域から約300人の選手が参加する。

 8月16日に共同主催と冠スポンサーを務めるSJM社の旗艦IR(統合型リゾート)グランドリスボアパレスで選手及びスタッフらが一堂に会しての盛大な開幕式が行われた。日本代表チームも会場で一際目立つ鮮やかな紅白モザイク柄のウェアに身を包んでで参加した。

「2023 SJM 第11回アジアジュニア武術選手権大会」開幕式=2023年8月16日(写真:Wushu General Association of Macau)

 つい先日まで中国四川省の成都市で開催されていた第31回FISU夏季ワールドユニバーシティゲームズ(成都ユニバ)の武術競技において、マカオ代表選手が金メダルを含む複数のメダルを獲得したことで、現地における武術への関心が高まっている。16日の開幕式ではマカオ代表のメダリスト4人による武術パフォーマンスが披露され、今大会に臨む青少年らが真剣な眼差しで見守っていた。

 大会小冊子と試合スケジュールはSJMの特設サイト(https://www.sjmresorts.com/en/happenings/sjm-11th-asian-junior-wushu-championships)で確認することができる。入場券は8月14日からSJM傘下のリゾート施設、グランドリスボアパレス(1階モールコンシェルジュ)とグランドリスボア(1階ハンパーハウス)にて無料配布中。

成都ユニバ武術女子南拳で金メダルに輝いたマカオ代表の黄心妍選手による武術パフォーマンスの様子=2023年8月16日(写真:Wushu General Association of Macau)

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