マカオカジノIR運営大手GEGが2023年1H業績発表…黒字転換、東京に海外事業開発事務所設置準備中

 マカオ政府とカジノ運営コンセッションを結ぶ6陣営の一角、ギャラクシーエンターテイメントグループ(GEG)は8月17日、今年第2四半期(2023年4〜6月)及び上半期の監査前業績を発表。

 GEGはマカオを本拠地とし、マカオ半島で「スターワールドマカオ」、コタイ地区で「ギャラクシーマカオ」、「ブロードウェイマカオ」の各カジノIR(統合型リゾート)、中小ホテルに併設する衛星カジノ施設「シティクラブ」を運営するほか、建築資材部門を擁する。

 同社発出のプレスリリースによれば、今年第2四半期の純収入は前年同時期から257%増、前四半期から23%増となる約87億香港ドル(日本円換算:約149億円)だったとのこと。調整後EBITDAは約25億香港ドル(約466億円)に上り、前年同時期のマイナス約3.84億香港ドル(マイナス約72億円)、前の四半期の19億香港ドル(約354億円)から顕著な良化。

 今年上半期の純収入は前年同時期から141%増の約157億香港ドル(約2925億円)、調整後EBITDAは前年同時期の約1.91億香港ドル(約36億円)から約44億香港ドル(約820億円)に大幅上昇した。親会社株主に帰属する純利益は前年同時期のマイナス約8.5億香港ドル(約158億円)からプラス約29億香港ドル(約540億円)に。

 同社では、今年4月に国際コンベンションセンター及びアリーナ施設をソフトオープンしたほか、6月末には新カジノ法に基づき運営する仲介業者のVIPルームを1つ新設、また第2四半期にかけて新たなレストランを相次ぎオープンしたとのこと。また、第3四半期についても第3期拡張部にハイリミットベッティングゾーンを新設し、8月16日には450室規模の新ホテル「ラッフルズ・アット・ギャラクシーマカオ」のソフトオープン、また9月にも新ホテル「アンダーズ・マカオ」のオープンを控えるなど、施設の充実を図っているとした。このほか、東京に初めてとなる海外事業開発事務所を開設する準備を進めており、バンコクとソウルにも事務所を開設する計画があることを明らかにした。

ギャラクシーエンターテイメントグループの旗艦IR(統合型リゾート)施設「ギャラクシー・マカオ」(資料)=2021年9月、本紙撮影

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