マカオ貿易投資促進局（IPIM）は8月23日、マカオにおけるアフターコロナのMICE市場に関する現状と見通しを明らかにした。

　同局によれば、今年（2023年）1〜6月累計のMICEイベント開催件数は前年通期の実績（477件）を上回る490件超に上り、参加者数についても同5割増の延べ70万人超に達したとのこと。今年通期のMICEイベント開催件数は1000件超を見込んでおり、このうち100件超がマカオ政府が重点開発産業としるツーリズム、ヘルスケア、ハイテク、現代金融、文化・スポーツ産業に関連するものになるとした。

　また、同局では業界団体、統合型リゾート運営6社と合同でプロジェクトチームを編成するなど、マカオでのMICEイベント開催を計画する主催者に対する支援体制を整備しており、来年（2024年）は1500件のMICEイベント誘致を目指しているという。