マカオローカルのQRコード決済「MPay」が日本を含む世界約40の国と地域で使用可能に…Alipay+と組み実現
- 2023/8/24 16:21
- 産業・経済
マカオで広く普及するローカルQRコード決済「MPay(澳門錢包)」を展開するマカオパス社は8月24日、今年(2023年)第3あるいは第4四半期にも日本を含む世界約40の国と地域でMPayを使ったクロスボーダー支払いが可能になる予定と発表。
中国のアリババグループが展開するグローバル・クロスボーダー電子決済サービス「Alipay+(アリペイプラス)」と組んで実現するもので、対象国・地域のAlipay+のサイネージがある場所で、MPayのQRコード表示画面からAlipay+のクロスボーダー支払い用QRコードを表示するタブに切り替えることで使用できるとのこと。
使用条件として、マカオ居民であり、MPayの認証レベルが「3A、3B、JR」となっている必要があるという。
マカオパス社は今回の発表にあたり、アフターコロナでマカオ居民の海外旅行需要が高まる中、旅先での課題の一つである支払いにおけるソリューションの提供に取り組んできた結果、Alipay+と組むことによって便利で安全なサービスを実現できるに至ったとコメントしている。
なお、マカオの人口は約68万人、通貨はマカオパタカ(1マカオパタカ≒約18円)。