マカオ治安警察局が立ちんぼ標的の取り締まり実施…50代の中国本土旅客の女3人摘発

 マカオ治安警察局は8月26日、同月19日夜にマカオ半島北部の祐漢エリア一帯で街娼(いわゆる立ちんぼ)を標的とした取り締まりを実施したと発表。

 今回の取り締まり期間中、路地裏を徘徊しながら男性の通行人に声をかけてまわるなど不審な行動をしていた女3人の身柄を拘束。警察の調べに対し、3人(全員50代、中国本土からのインバウンド旅客)はいずれもマカオに来て立ちんぼ活動により金銭を稼いでいたことを認めたとのこと。同局では、3人が旅客の立場に不相応な活動に従事したとして身柄を同局の入管部門に移送済みとした。

マカオ治安警察局による取り締まりの様子=2023年8月19日(写真:マカオ治安警察局)

 その後、3人が滞在していた同エリア内にあるアパートの部屋に対する調査を行ったところ、無認可宿泊施設である疑いが浮上。宿泊施設を管轄する旅遊局の調査で違法性が確認されたことから、即時封鎖されたという。

 同エリアでは同月10日と16日にも同様の取り締まりが実施され、中国本土からのインバウンド旅客の女と無認可宿泊施設が複数摘発されている。

封鎖された無認可宿泊施設の入口(写真:マカオ治安警察局)

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