国際カジノ見本市「G2Eアジア」が2024年もマカオ開催へ…前回同様「アジアンIRエキスポ」併催

 リード・エグジビションズ社は9月26日、アジアにおけるゲーミング(カジノ)・エンターテインメント業界のプレミアイベントとして知られる「G2Eアジア」について、2024年もマカオでリアル開催すると発表。

 開催期間は2024年6月4日から6日までの3日間、会場は例年通りコタイ地区にある統合型リゾート(IR)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールとし、2023年にマカオで初開催された「アジアンIRエキスポ」を併催するとのこと。

 同社は2024年の両展の出展者数を100以上、来場者を8000人以上と見込んでいるという。

「G2Eアジア」エキジビションフロアのイメージ(写真:Reed Exhibitions)

 同社のアジア太平洋地区コマーシャル部門シニアバイスプレジデント葉智聰氏は今回の発表にあたり、「地域で最も高い期待と評価を獲得しているG2Eアジアを再びホームであるマカオで開催できることを嬉しく思う」とした上、「ダイナミックなエキジビションフロア、エキサイティングなカンファレンスラインナップ、さらにアジアのゲーミング及びIR産業の未来を定義するエデュケーショナルプログラムを用意する」とのコメントを寄せた。

 G2Eアジアはアメリカゲーミング協会とリード・エグジビションズの共催で2007年にスタートし、2019年まで13年(回)続けてマカオで開催されてきたが、コロナ禍で2020年から2022年まで開催見合わせが続き、2023年は4年ぶりにマカオでのリアル開催が復活した。

「G2Eアジア」カンファレンス会場のイメージ(写真:Reed Exhibitions)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…
  3.  マカオ政府統計調査局は11月20日、今年(2024年)1〜9月の小売業販売額調査結果を公表。 …
  4.  マカオ政府統計・センサス局は11月20日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の金融業人材需給及…
  5.  マカオ政府公共建設局(DSOP)の発表によれば、コタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun