マカオ治安警察局は10月6日、マカオの路線バスの車内で盗撮行為をしたとしてマカオ人のホテル従業員の男（53）を不法録音・撮影罪で逮捕、検察院送致したと発表。

　警察によれば、9月30日にインバウンド旅客の女性1人から被害通報が寄せられたといい、女性がバスを降車する際に近くに座っていた男にスマートフォンで録画撮影されているのに気づき、男を問いただしたところ、盗撮行為をしたことを認めた上、動画を削除すると言われ、プライバシーを侵害された感じがして通報するに至ったとのこと。

　通報を受けた警察がバス停で男の身柄を拘束。男は警察の調べに対し、今回の犯行及び当該動画を削除したことを認めたほか、年初から女性に対する盗撮行為を始めたなどと供述。また、男のスマートフォンを検査した結果、女性の画像が75点、動画が5点見つかったとした。