マカオ旅遊物価指数上昇継続、通年6.8%上昇
- 2014/1/17 9:20
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は1月15日、2013年第4季の旅遊物価指数が142.26ポイントとなり、前年同期比6.33%の上昇となったことを発表。ホテル宿泊費、飲食サービス費の上昇が主要因。
指数上昇幅が大きかったのがホテル宿泊費(13.32%増)、食品・タバコ(8.36%)、飲食(6.53%増)。ホテル客室単価、土産食品、外食費の価格上昇に伴うもの。
昨年第4季の旅遊物価指数は直前期と比較して10.41%上昇。国慶節大型連休、マカオグランプリ、クリスマスのピークシーズンを挟んだことから、ホテル客室価格が大幅上昇となり、宿泊指数が前期比35.86%の大幅上昇、衣料・ハンドバッグ価格も上昇したことから、衣料・履物価格指数も10.84%上昇となった。一方、交通及び通信、雑貨と薬品、個人用品価格指数は前期から下落している。
2013年の通年旅遊物価平均指数は132.76で前年比6.80%上昇。そのうち、衣類・履物類の10.50%増、宿泊の9.68%、食品・タバコの9.15%増が目立った。雑貨価格指数は同3.56%下落。