マカオ治安警察局は10月12日、マカオでタクシーを利用した後、運賃を支払わずに姿を消した香港人の50代の男を詐欺罪で逮捕、検察院送致したと発表。

　同局によれば、マカオ半島新口岸地区からコタイ地区の統合型リゾートまで客を乗せたというタクシー運転手から通報があり、目的地に到着後、客から物品を友人に渡したら戻るので待っているよう指示されたが、結局客は戻らず、運賃を騙し取られた可能性があるとの通報が寄せられたとのこと。タクシー運転手が警察に報告した被害額は190パタカ（日本円換算：約3500円）。

　通報を受けた警察が公共エリアの監視システムを活用して被疑者の身元特定に成功し、10月4日にマカオ半島にある外港フェリーターミナルで逮捕。被疑者は警察の調べに対し、犯行を認める供述をしたという。