マカオの新公立病院「離島医療コンプレックス北京協和医院マカオ医学センター」が12月20日テストオープン

 マカオ政府がコロアン島の石排灣地区で建設を進めている新公立病院は公私合同運営モデルを採用し、北京協和医院が運営、管理、サービス提供を担うことにがなっている。

 マカオ政府10月16日、北京でと北京協和医院と「離島医療コンプレックス北京協和医院マカオ医学センター」の合同運営協議を締結したと発表。

 締結式では、マカオ特別行政区の賀一誠行政長官、中国国家衛生健康委員会の曹雪涛副主任の立ち会いの下、マカオ政府社会文化司の歐陽瑜司長がマカオ政府を代表して協議書に署名した。

 同センターのオープン予定について、今年(2023年)のマカオ返還記念日にあたる12月20日にテストオープン、協和病院の記念日にあたる来年9月16日に正式オープンすることも併せて明らかにされた。

 目下、職員の採用、トレーニング、設備の購買及び設置等のオープンに向けた準備が進められているとのこと。

 北京協和医院は1921年にロックフェラー財団によって設立された歴史ある総合病院で、中国の名門医療機関のひとつに数えられるという。

「離島医療コンプレックス北京協和医院マカオ医学センター」合同運営協議締結式の様子=2023年10月16日、北京(写真:GCS)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は9月21日、港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の越境車両出境ゲート横に新設…
  2.  マカオでは、まもなく年間最大の多客期のひとつとなる国慶節ホリデーを迎える。  マカオ政府経…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は9月20日、2023/24年(調査期間:2023年3月〜2024年3…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオ司法警察局は9月21日に特別会見を開き、前日(20日)マカオの路線バス車内でマカオの小学生…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun