聖ポール天主堂跡横に休憩エリア

マカオを代表する観光名所として知られる世界遺産聖ポール天主堂跡だが、観光客の増加に伴い周辺における交通渋滞や人の滞留が問題となっていた。マカオ政府交通事務局は1月21日、聖ポール天主堂跡横にあたるマカオ博物館前の観光バス駐車場スペースを観光客向けの休憩エリアとして1月22日から開放することを発表。

マカオ政府では聖ポール天主堂跡周辺の環境改善を進めたい意向で、今回の措置はその初歩段階という位置づけ。休憩スペース設置による効果などを見極めながら、総体プラン策定について具体的な検討に入る予定。

マカオでは主要観光地にキャパシティを超える観光客が押し寄せる状況が2013年の旧正月に発生し、今年も月末から来月頭にかけて旧正月のピークシーズンを迎える。

休憩スペースへ用途変更されるマカオ博物館前駐車場(交通事務局)

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