マカオ政府統計調査局は11月10日、今年第3四半期（2023年7〜9月期）の人口統計を公表。

　今年9月末時点の総人口は68万1300人で、同年第2四半期末（67万8800人）から0.4%増、前年同時期（67万1900人）から1.4%増だった。コロナ禍で流出したマカオ居住の海外労働者が戻ったことが主な増加要因。総人口に占める女性の割合は53.4%。

　今年第3四半期の新生児数は前の四半期から76人減の844人。性別比は105.4で、女児100人に対して男児が105.4人。年初から第3四半期末までの累計新生児数は前年同時期から452人減の2751人。

　今年第3四半期の死亡人数は前の四半期から78人減の529人。死因は悪性腫瘍（がん）が34.0%を占めトップで、循環器系疾病が24.4%、呼吸器系疾病が18.5%で続いた。年初から第3四半期末までの累計死亡人数は前年同時期から530人増の2356人。

　今年第3四半期末時点における海外労働者数は前の四半期から6471人増となる17万1744人。このほか、今年第3四半期の中国本土からの移民数は前の四半期から123人増の832人、新規居留許可獲得者数は78人増の276人。

　今年第3四半期の婚姻登録数は前の四半期から62件減の725件。年初から第3四半期末までの累計婚姻登録数は前年同時期から359件増の2327件。