失業率1.8%に良化―今年10-12月就業調査
- 2014/1/27 15:36
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は1月27日、昨年(2013年)10-12月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2013年9-11月)から0.1ポイント良化の1.8%で、再び歴史的最良水準となった。就業不足率は前回調査と同水準の0.4%だった。
同時期の労働人口は37.7万人、労働力参加率は73.2%。そのうち総就業人数は37.0万人で、前回調査と比較して2,000人の増。業界別ではゲーミング業及びサービス業従事者数が増えた。
失業人口は6,800人で前回調査から200人減。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は13.6%で、0.8ポイント上昇。
2013年第4季の失業率は1.8%となり、直前期から0.1ポイント良化。地元市民の失業率は横ばいの2.5%。第4季の労働人口は6,000人増加し、そのうち就業人数は6,100人増、失業人口は100人減。この他、就業人口の平均月額給与収入は12,300パタカとなり、300パタカ増。地元市民は15,000パタカで、同水準をキープ。
2013年通年の失業率は1.8%、地元市民の失業率は2.4%で、どちらも前年比で0.2ポイント良化している。
世帯別就業指標については、2013年の世帯就業人数は平均1.8人で前年同水準。一世帯あたり平均月額給与収入は24,000パタカで、前年から13.2%増。