新馬路周辺で歩行者交通規制―旧正月期間

マカオ政府治安警察局は1月29日、旧正月期間中に大量の市民及び観光客が新馬路~聖ポール天主堂跡周辺の中心地区に集中する可能性を考慮し、安全確保のため必要に歩行者向け交通規制を行うことを明らかにした。1月30日から2月9日まで。

中心地区の交通規制では、新馬路の南北の歩道を一方通行とし、新馬路と南灣大馬路の交差点(大西洋銀行本店前)にある横断歩道を通行止めして迂回ルートへの誘導を行う。また、セナド広場から聖ポール天主堂跡までのルートについても一方通行となる予定。

2013年の旧正月期間中、最大で単日43万人の出入境をきろくした。そのうち、26万人が關閘(ボーダーゲート)を利用したという。今年(2014年)1月18日には過去最高となる33万人が關閘経由を利用しており、旧正月期間中はこれを上回る予想。警察当局では、關閘ボーダーゲートのキャパシティを考慮し、ビル手前に一時滞留場所を設けるなどの対策を行うという。

マカオでは昨年の旧正月シーズンに大量の旅客がマカオを訪れ大混乱に陥った。以後、観光客受け入れキャパシティを憂慮する声が高まり、政府各部門が対策を急いでいる。

新馬路周辺の交通規制(詳細は下記より)

新馬路周辺の交通規制(詳細は下記より)

新馬路周辺交通規制詳細
聖ポール天主堂跡周辺交通規制詳細
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