黄色タクシーが純無線配車型へ運営方法変更

マカオ政府交通事務局は2月6日、いわゆる「黄色タクシー」の営業ライセンスを9か月間延長すると発表。黄色タクシーの台数は約100台あるが、このうち6割を無線呼び出しサービスに特化させ、残りの4割についても同様のサービスへと順次切り替えるという。

黄色タクシーは地元の宏益グループがもともと無線配車タクシーとして営業を開始したが、タクシー不足の状況を緩和するため、いわゆる流しの営業も特例で認められてきた。しかし、住宅街にほとんど車両が流れてこないことなどもあり、障碍者、高齢者、子供連れなど、本来タクシー必要とする人達にとって利用しづらい状況にあった。

黄色タクシーの無線配車成功率は2013年2月は3割に留まっていたが、同年末までに5割まで改善。バリアフリー車輌の導入も進められている。

宏益電召有限公司が運営する黄色い車体の無線タクシー(資料)―本紙撮影

宏益電召有限公司が運営する黄色い車体の無線タクシー(資料)―本紙撮影

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