マカオ司法警察局がカジノ運営企業と合同で詐欺被害防止啓発イベント開催

 マカオ司法警察局は12月21日、同月13日と14日にかけてマカオのカジノIR(統合型リゾート)運営企業MGMチャイナホールディングス社(以下、MGM)と合同で詐欺被害防止啓発イベント開催したと発表。

 同局によれば、近年マカオのカジノ企業従業員が電話・サイバー詐欺の被害に遭うケースが度々発生しており、詐欺に対する防犯意識の向上を図るため、今回のイベントを企画。MGM傘下の2つのIR施設をめぐるロードショー形式で実施したという。

マカオ司法警察局がMGMと合同開催した詐欺被害防止啓発イベントの様子(写真:マカオ司法警察局)

 イベントにはMGMの従業員約1600人が参加し、パネル展示の見学やインタラクティブ形式のゲームへの参加を通じて電話・サイバー詐欺の趨勢や手法、特徴などに対する知識を高めたとのこと。

 同局では、社会各界との協力により、防犯プロモーションの最適化を図るとともに、公衆へ速やかに防犯情報を伝達できるよう、プロモーションチャネルの拡大にも努めるとしている。

 なお、同局はカジノ運営会社と合同で防犯ワークショップの開催も不定期で開催している。

マカオ司法警察局がMGMと合同開催した詐欺被害防止啓発イベントの様子(写真:マカオ司法警察局)

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